今回はドア設置の仕事で受かったお宅なのですが、ドア部分を窓にしてみたらとご提案してみたら、お客様も以前からそう思っていたとの事で。
現況
今回の当初施工の予定では母屋と店舗がこのドアのみの出入りなので、母屋と店舗の間に内部ドアを取り付ける予定なのですが、そうすればこのドアはむしろ不要。
防犯上も無い方が良い位
なのでここを窓にしてしまおうと言う事に。
仕上がりイメージ
お客様の希望はこのような感じの古い欧米風の窓が好きとの事、私もキッチリしたメーカー製よりも好きですね。
いまいち自分でも仕上がりが見えないので、スケッチをして見るとこのような感じでしょ。
問題は窓をどうするか?
リクシルや海外輸入材など探して見ると意外高い、、、、
当然ある程度の予算が決まっているので、おまけにこの後の仕事迄1月以上の暇はあるので無いのは予算のみ、道具と時間はたっぷりあるので窓から作る事に。
まあ今時、窓作る業者も日本ではそう居ないとおもいますが、昔、某国でカーペンターしていた頃はたまには窓位なんて、、、、、、冗談です。
原調合わせしてみる
施工の時間と場所はあるのでここで製作してみようと思います、とりあえず採寸を兼ねてどんな感じで行くか決める為
やっぱり、PCのモニターでモデリングするより、実際に現地で合わせるといつもの事ながら違ってくる、当初の予定よりも結構変更したほうが良いと思うのは多々あるのですが、何だろ?空気感?雰囲気?それともオーラ的な物かな?
じっさいはコレだけで3時間位枠サイズ、窓サイズ、トリム位置、などしてました。
製作開始
窓部、枠部など雨仕舞いなど色々削り出して、各パーツを作ります。
問題は、雨などの腐食でどう考えても金属サッシには敵わない事、当然塗料とコート材で持たせる作戦なので、厚塗りになりますそうすれば木部同士のクリアラスが必要だが、隙間を多く取れば水漏れ、少なければ塗りしろ分納ら無い、、、
そこが今回難しい所。
窓部仕上げ
霧中になりすぎて塗装してる画像をまたもや忘れてしまいました、、、まあ数回吹いて、防水材コーティングしてると思って下さい。
今回この製作で一番こだわったのコレ
ウインドウラッチ!
むしろコレを付けたい為に窓を作ったと言って良いくらい。
分かる人なら、何処かで見た事有ると思います、実は昔の列車やバスの窓もコレでした。
さあ、組み付け
屋内側完成♪
外部側完成♪
完成です。
鎧戸は今回見送りにしました、本当は付けたかったのですけどね、、、、。
今回の続編↓