【リノベ】古民家再生 構造修復編

今回の相談を受けた物件は一応は100年は軽く超えてる古民家、、、、、、と言うか廃屋、、、

まずはご覧を

現況

まずは外観

次に内部

実際、結構な凄い案件もしてきたが、、、

古さでは2位か3位、しかし廃墟具合は暫定一位いや、、決定一位だろう

今までも、こちらも通常他社に見積依頼かけると、当社では無理ですや、建て替えのプランだしましょうか?、もくくは解体見積?となるのがほとんど。

詳しい方はお分かりかと思うが、ここは建て替え不可物件

なのでリフォームして使うしか無い。

実際私も解体の依頼だったかなと思ってしまった程。

さらに大問題なのが

2階に繋がる柱と一階のメインの大梁が腐って今にも抜けそうな状態

後ほど施工中に分かったのだが、実際には腐って接合はしてなかった。

よく今まで持ったものだと、関心した。

地盤が下がってせいか玄関から奥の縁側まで40〜60ミリは家が傾いてるようだ。

一応細かな確認後見積とラフプランをして見る事に

ラフプラン

内部は付帯部分までのみとしプラスターボード止め

外部は屋根下地の合板までとし

施工中での倒壊など責任は負わないなどの条件と色々と付けての施工開始

解体開始

まずは、崩壊するかわからない柱と梁のサポート

 

こうでもしておかないと、とても解体などできない。

とにかく壊す、破壊する、土と竹と埃まみれ

大まかな解体はここまで、あとは構造部分の補強と再生

施工開始

とりあえず床がないと何かと不便なので、母屋の床工事から

前後で55ミリ下がってきているので、既存大引き、根太の上に緩く勾配を付けながら床の復旧

予算の問題もあるので既存床下時使用、多少の床の波打ちなどは了承してもらいました。

次に縁側復旧

本当は基礎からやり直せばいいのだが予算の問題もあるので、既存の基礎、沓石、束も使っての復旧

同時に抜けてる柱と梁も復旧

しかしこの家は景観だけは最高です

さあこれがどうなるかは楽しみです。

新しい部分との兼ね合いも悪いので予定にはなかったがこちらも解体

ようやく建て方

外部完成

内部工事

完成

今回はここまでです

次回内装編へと